どき魔女２の開発とシステムの話です (どき魔女ぶろぐ！)

どき魔女２の開発とシステムの話です

お久しぶりです、松下です。
プロモーションビデオ（PV)や各店舗の特典もHPに掲載されたようです。
皆様、何とぞよろしくお願いします！

今回は予定にあった通り、「どき魔女２」の開発やシステム面の話をさせて
いただこうと思います。
まずは、「アドベンチャーパート」です。

前作はディレクターの青木が１話ごとに「コンセプト」を設けて頑張っておりました。
（例えばゲーオタれんげのシナリオの場合は「集める」など）
個人的には上手くいってると思うのですが、D自身はいまいち消化不良だったようです。

理由としては「学校内では、探索ポジションが限られる、ギミックの数も増やせない」というのも
大きかったと思います。
というわけで、今回は「離れ」を設けてそこも探索できるようにしました。
天桜守学園の設定はそこから生まれました。

そして、今回色々と大変だったのは何と言っても「魔女チェックモード」です。
前作はニンテンドーDSのタッチペンに頼った内容だったのですが、
今回はゲーム性を高め、表情を増やし、動作アクションを増やしています。
声やセリフなどもこだわっていいタイミングで鳴るように調整を頑張りました。
苦労のかいもあり、前作をはるかに上回る「ドキドキ度」が実現できました。

…ですが、それにより「表現規制」のカベが目の前に立ちふさがりました…（＾＾；）。
ほとんどのキャラクターは全く問題なかったのですが、ある１人のキャラの表現に影響が出る結果に
なってしまいました。
既に全てのギミックを搭載完了していたのですが、どうしてもその「壁」が突破できず、残念ながら
そのキャラのギミックは泣く泣くオミットすることになってしまいました…すみません。
そこで負けてはいられませんので、せめて他のキャラのギミックは負けないものにしようと、
気合いを入れて作りこみましたので、期待してください！

気合いを入れたと言えば「魔法バトル」です。
前作を上回るほどのエフェクトや攻撃パターンを入れ込みましたので、
「純粋にアクションゲームとして面白かった」と思ってくださった方々も、思いっきり楽しんでください！
難しいというユーザー様には「練習バトル」も搭載しております。
称号も「くだらねー」と思われるかもしれませんが、それもどき魔女っぽくて良いと思います（笑）。

そして、新機能の「どきどきチェッカー」です。
これは開発コードで「簡易魔女チェック」と呼ばれていたもので、タッチペンで魔女探しというよりは
「コミュニケーション」に主眼をおきました。
ですが、ディレクターの発案でDSの音声入力機能を使った結果…
最終的にはやっていると非常に恥ずかしい「プレイヤー自爆システム」になってしまいました。
（このシステムも魔女チェック同様、表現問題でテキストの一部と音声に影響がありましたが
HPのPVを見ていただけると判る通り、いい意味でくだらないシステムはきちんと入っております）

様々な問題はありましたが、スタッフ総出で気合を入れた続編物に仕上げられたと思っております。
ユーザーの方々はHPにあるプロモーションビデオを見て、期待していてくださいませ。
実際にプレイすると、あのPVを遥かに超えたどきどき体験が待っていると思います！