どき魔女の音楽のデータをいただいて、開発中は延々と聞いている松下です。
(…ちなみに私はHP関係にはタッチしていませんので、どんな内部事情なのか判りません…)
現状、多少の誤字の修正で開発も終了ですが、個人的にはあえて多少の誤字もあった方が
面白いかなあとか思っています。
昔に天気予報で「はれ」が「はえ」になっていたときのような衝撃が出るかなと(すみません直します)。
前回のエントリーで「ルール~魔女裁判~」についていろいろ反響ありがとうございました。
「アイディアがもったいない」「真似されるのではないか」というご意見もとてもうれしいですが
私は企画者は面白いアイディアを次々出すのが職業だと思っています(ちょっとかっこいい)。
しかし、アイディアは出してもそれを形にするには仕様に固める知識を持つ企画や、優れたプログラマー、
意図を判ってくれるデザイナーの方々の協力が必要です。
そうしないといくらアイディアが面白くても、表現しきれないゲームになってしまうんですね。
(ティンクルスターも発表後、内外のいろんな方から「こっちも対戦シューティングは考えていた」
と言われましたが、そのアイディア自体はゲーム黎明期からあるわけです)
というわけで、開発秘話その2です(何か猛烈に嫌な予感がする読者の方)。
【某ゲームの開発秘話その2】
私のアイディアを聞き、偉い人が思い浮かんだ「対戦」とは、自機のキャラクターが横に移動し
(また違うゲームの開発秘話じゃないか!…すみません)
ボールを送りあい落としたら負けという「バレーボール」のようなゲーム性でした。
ですが私と青松氏は「キャラが縦横無尽に動く」「当たったら負け」「ショットは連発できる」というものが
シューティングの最低限の醍醐味だと思っていたので、勝手にその方向で作り始めました。
(ただその偉い人の進言、サポートの数々は開発の助けになったので非常にありがたく、助かりました)
そして、その方の「進言(至言)」はデザイン、世界観の方にも少なからぬ影響を及ぼすことになります。
(続…かなくていいかな)。
【どき魔女開発秘話その2】
とりあえず、「ルール~魔女裁判~」のアイディアの「言葉遊び」はDSというハードになったときに
タッチペンを使った遊びを強調しようということで保留、やるとしても軽い仕様にしようということに。
そこで「たまたま」書いた「魔女チェックモード」がSNK社の偉い人の目に留まり、
その部分のゲーム性を拡張するという話になり、「ルール」から「どき魔女」への変更が明確になりました。
正直、「言葉遊び」というゲーム性には未練はあったのですが、画面を絵にしてみると見た目が
「某有名名作裁判ゲーム」に非常に似通ってしまいました。
(対面画像に話しかけるという仕様では似るのもしょうがないのかもしれませんが)
そのゲームの熱烈なファンの私としては失礼だと思い、いっそのことDSのハードウェアに合わせ、
いちからアイディアを見直すことにしました(続く)。
コメント (14)
SNK社のエロい人の目に留まったのが良かったのですね。たしかに魔女チェックモードは凄くインパクトありました
投稿者: 匿名 | 2007年05月11日 15:02
日時: 2007年05月11日 15:02
>「某有名名作裁判ゲーム」に非常に似通ってしまいました。
逆○裁判のことですよね?
投稿者: 匿名 | 2007年05月11日 15:51
日時: 2007年05月11日 15:51
振り返ればいつも恋ばかりで~
もとい。
振り返ると、たくさんのゲームタイトルがある中で、ブームを巻き起こしたものが常にオリジナルだけかというと、そうでもないわけで。
むしろ似通ったデザインの中で何気にその作品に込められたメッセージに気づき、共感し、共有したいと不特定多数に薦めたりしたくなることで、「名作」になったり。
その点でも、見て言ってくれる人がいるというのはありがたいですね。
次回も楽しみにしております。
投稿者: Furyu90 | 2007年05月11日 16:08
日時: 2007年05月11日 16:08
>>ティンクルスターも発表後、内外のいろんな方から「こっちも対戦シューティングは考えていた」
と言われましたが、そのアイディア自体はゲーム黎明期からあるわけです
10年前?のティングルスターはホンドに色んな意味衝撃でした。だって対戦シューティングですよ?聞いたこともないですもんw試しにプレイしてみたら、操縦が慣れないせいか微妙なゲームと思ってもいました。が、何故かやってるうちにはまっちゃいました。地元のダチや学校の友たちともよくゲーセンで対戦してましたな。ティンクルスターが出て、あれから10年か、10年の歳月は早かったなぁ.....ワーヒーとか餓狼とか、あぁオレも若かったな(苦笑
投稿者: 匿名 | 2007年05月11日 16:57
日時: 2007年05月11日 16:57
zfkjgjcヴぉいl
投稿者: 匿名 | 2007年05月11日 20:02
日時: 2007年05月11日 20:02
DSゲーに限っていえば、完成度の高い凡作よりも
非凡な糞ゲー(明らかに手抜きなのは別として)の方が
遥かに好きです
というか、半分そんなのが目当てだったりします
(;・∀・)
投稿者: おちょなん | 2007年05月12日 14:10
日時: 2007年05月12日 14:10
どんなに優れたアイデアであっても、それを拾ってくれる偉い方が居ないと商業の世界では埋もれてしまうわけで…。でも拾ってもらえたらこっちのもの(^^;
発売日楽しみにしております。
投稿者: ぴょん | 2007年05月12日 15:42
日時: 2007年05月12日 15:42
開発秘話は続けて下さいませ~。
もちろん両方共お願いします~。
投稿者: 定山渓秘宝館 | 2007年05月14日 07:11
日時: 2007年05月14日 07:11
ブログを続けるのもいいですが、ゲーム開発に手をつけてる身なので、体調管理にも注意したほうがいいですよ。暫くブログを休んで、ある程度の体力に余裕が持てありましたら、まだブログ再開しても遅くないのでは??GW全然休んでないですしね。あと荒らしも妙にブログに変なカキコしてるようですし、暫くこの熱をさげましょうか。 ワーヒーか。懐かしいな。ワーヒーパーフェクトブームのあとはずっとKOFばかりやってましたがね。今もKOFやってますがw;
投稿者: 匿名 | 2007年05月14日 10:44
日時: 2007年05月14日 10:44
> (続…かなくていいかな)
むしろ続けてください!
投稿者: 匿名 | 2007年05月14日 22:00
日時: 2007年05月14日 22:00
場違いな質問本当に申し訳ありません。
Amazonで予約をして、
実際家に着くときには伝票を含めて完全に隠されるのでしょうか?
多分受け取るのは親なので、外観からは完全に中身が分からない仕様がどうか知りたいのです。
もしかしたら同じ疑問を持ってる方がいるかも知れないと思い、ここで質問させていただきました。
分かる方がいたらどうか教えてください。
投稿者: 隠れ人 | 2007年05月14日 22:02
日時: 2007年05月14日 22:02
> ~完全に隠されるのでしょうか?
たぶんAmazon以外でも、通販ではその地域に配送可能なエリアを持っている業者に委託するのが一般的なので(専門部門が傘下にある場合もあり)、あらゆる業者に配送してもらった経験から言うと、品名だけが目立つことはまずありません。今は二次元バーコードや業者間専用コードを端末に入力する方式が主流です。伝票も貨物に貼り付けたものだけで済むのがほとんど(絶対ではない)。
なので、あとは穏便に済ませてしまえばOK!がんばれ青少年!w
投稿者: Furyu90 | 2007年05月15日 03:23
日時: 2007年05月15日 03:23
>>そこで「たまたま」書いた「魔女チェックモード」がSNK社の偉い人の目に留まり、
その部分のゲーム性を拡張するという話になり、「ルール」から「どき魔女」への変更が明確になりました。
そのエロい人のおかげで、そのアイデアが2つのゲームになるとは、すごいですな(汗) もうひとつの言葉遊びのアイデアのゲーム化を期待しますw
投稿者: 匿名 | 2007年05月15日 21:44
日時: 2007年05月15日 21:44
どき魔女早くやりてぇぇぇなぁぁぁぁ
投稿者: 匿名 | 2007年05月16日 11:25
日時: 2007年05月16日 11:25